千葉都市モノレールを貸切りました

 

 令和3年10月3日、千葉都市モノレールの貸切運転及び車庫見学を実施しました。
 例の感染症防止の観点から中止された、高三を送る会の代わりとして、なにか新会員を歓迎するイベントを実施したいという意見が多数あり、本イベントをやろうということになりました。
 当日は在校生や顧問の先生にも来てもらい、令和元年度の明星祭以降、久しぶり再会となりました。
 千葉都市モノレールの皆様の御協力もあり、とても楽しいイベントになりましたので、その一部を御紹介します。

 千葉みなと駅2番線に入線する1000形第18編成、明星鉃研号「貸切」行き。この貸切表示がカッコイイんです。
 抵抗制御のカムが聞きたいという会長のワガママで1000形になったことは内緒の話…
 以前作成したヘッドマークを前後に付けさせていただき、運転してもらいました。

 

 貸切列車なので関係者以外乗っていません。久々の再会でしたが、在校生も元気そうでよかったです。(マスク着用と消毒で感染症対策も大丈夫)
 通常は締切扱いですが、貸切なので駅停車中は貫通路の通行ができました。

 

 2号線の終着、千城台駅まで来ました。
 この駅で30分留置をお願いしていましたので、ちょっとした撮影会ができました。
 モノレールは通常、日中は2番線から発車するため、1番線からの発車はありません。鉃研会の占領状態です。

 このあと、動物公園駅まで再度乗車して、今度は車庫見学です。

 

 萩台車両基地に着きました。入口に引退した1001号車が待っています。
 車庫内の注意事項を聴き、モノレールのヘルメットを着けて、それでは見学開始です。

 

 モノレール車両の底にはセンサーがあり、誤って走行中にドアスイッチを押したとしても、絶対にドアは開かないようになっています。
 もし仮に何かあれば緊急自動車で現場に駆け付けます。ただ、千葉都市モノレールで問題が起こったことがないので、この自動車が本来の目的で走ったことはないそうです。

 

 はしゃぐ大人 と 真剣に聴く後輩たち

 

 台車の下に「リンク」と呼ばれる部分があって、その部分によって台車と車体がつながっています。
 もし仮に破損した場合でも、その中にある安全鋼索で引っ張られ、絶対に地面へは落ちることはありません。
 …というかその前に、千葉都市モノレールでは異常が起こったことはないので、使った試しが無いそうです。素晴らしい限り。

 千葉都市モノレールでは、この「安全鋼索」を廃車車両から切り取って、お守りとして販売しています。(外部リンク
 とっても効きそうですね!

 ほかにも、いろいろと見学させていただきましたが、ここでは割愛します。

 

 最後に、車庫に帰ってきた、1000形第18編成を前に記念撮影をして、解散になりました。

 

 車庫見学は貸切運転のオプションとして設定されています。御興味のある方は、是非とも千葉都市モノレールへ!(外部リンク

 最後に、緊急事態宣言解除後のお忙しい中、今回のイベントを開催してくださいました、千葉都市モノレール株式会社の皆様には、厚く感謝御礼申し上げます。ありがとうございました。